PETERSHOF (Früher: “Hôtel de Russie”)

1885年12月23日

午後二時徳停(ドレスデン)を発し、

来責(ライプツィヒ)に赴く。 

フオオゲル氏*の招に応ずるなり。

ヰルケと行を同くするを以て、

 先ず彼得街 Peterstrasse なる魯国客館 Hôtel de Russie に投ず。


 * ライプツィヒ在住当時、鷗外が食事をとることにしていた家。 


森鷗外『独逸日記』(ちくま文庫)より

Hôtel de Russie”のあった場所は 現在“PETERSHOF” 

(シラーが宿泊した1785年は Gasthof "Zum blauen Engel")